See more人型ロボットAmyが薬剤師に扮して登場するアート作品が、オランダ・ライデンで行われたアートフェスティバルで展示された。『幸福(Happiness)』と名付けられたこの作品で、Amyは違法な鎮痛剤や抗うつ剤を次々と紹介。ロボットはこうした薬剤がどのように脳内のセロトニンやドーパミンレベルを操作して、人間の現実認識を人工的に作り変えているのか、観客に伝えつつ、精巧に人を模してつくられたその姿を通じて、はたして本物とつくりものとの境界とはなにか、それらは再び私たちをリアルな人間たらしめるための存在か、はたまた人間を現実から遠ざける存在なのかを問い掛けている。(2023年9月).