マレーシアの大学が、パームヤシの採集をサポートするロボットスーツの開発を進めています。高さ20mにもなるのヤシの木の先端から、1000~2000個の実が付いた果房を切り落とす収穫作業は、作業者が先に鎌のついた長い収穫用ポールを操って、房の根
See moreマレーシアの大学が、パームヤシの採集をサポートするロボットスーツの開発を進めています。高さ20mにもなるのヤシの木の先端から、1000~2000個の実が付いた果房を切り落とす収穫作業は、作業者が先に鎌のついた長い収穫用ポールを操って、房の根元に何度も刃を立てる重労働。ロボットスーツは重さ約8kgの収穫用ポールを扱う上腕の動きをサポートし、怪我のリスクや疲労を低減することが期待されています。コロナ禍による労働力不足でマレーシアのパーム油生産量は2020年以降急減。このスーツが労働生産性を上げ、世界的なパーム油不足解消の切り札となることが期待されています。(2022年10月)