米ジョージア州アトランタ植物園のStorza Woodsでは、絶滅危惧種の保護に役立つ新しいロボット「SlothBot(ナマケモノロボット)」の試験運用が13ヶ月にわたり行われました。ジョージア工科大学のロボット工学者によって開発されたこの
See more米ジョージア州アトランタ植物園のStorza Woodsでは、絶滅危惧種の保護に役立つ新しいロボット「SlothBot(ナマケモノロボット)」の試験運用が13ヶ月にわたり行われました。ジョージア工科大学のロボット工学者によって開発されたこのロボットは、現地の木々の間に設置され、エネルギー効率を追求したスローモーションなうごきが特徴です。ソーラーパネルで駆動し、必要な時だけ移動して環境データを収集します。SlothBotは気温、気象、二酸化炭素レベルなどを観測し、生態系の把握に貢献しました。今後は小さなモデルへの改良が行われるとのこと。絶滅危惧種の観察での活用など、持続可能な環境保全に向けた新しいツールとしての役割が期待されています。(2021年7月)
Video credit:
Georgia Institute of Technology