See more地面から高い位置に実る繊細な果実の収穫は、農家にとって体力を要する重労働です。北京で行われた展示会では、この課題に注目した企業が「果実自動収穫ロボット」のデモを行いました。ロボットは、キウイ棚の模型に地面からアームを伸ばし、先端の柔らかいグリッパ(青色)でキウイの実をひとつ掴むと、やさしく振るって枝から切り取り、ホースで吸い込んでカゴに収めます。来場者がじっと見守る中、収穫されたキウイがホースを伝ってバスケットに入ると、ロボットはアームを動かして次のキウイに手を伸ばし、少しずつ地上の本体を移動させていました。(2022年8月)